暝夢への誘い2

□君から口付けを ◎
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久々の二人揃っての休日。
今日は一日二人で居ようと、数日前から決めてあるのだ。


「子竜。」

「何ですか?こっちに来て一緒にお茶飲みましょうよ。」


馬超は寝台の上であぐらをかいて座ったまま趙雲を呼ぶ。


「ちょっとこっちに来てくれ。ここ、俺の前へ。」


趙雲は不思議に思いながらも机に二人分の茶を置くと、馬超の言う通りに寝台に座った。


「よし、そのまま俺に背を向けて座って。」

「何がしたいんですか?孟起。」


苦笑いを浮かべながら、趙雲は馬超に背を向け座り直した。

その瞬間、後ろから包まれる様に馬超に抱き締められた。
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