本日はDハミでも…

  ハミの中でも有名?なのがDハミ。
ちょっとした通のお方ならご存知でしょう。
(笑)

=Dハミ=
[画像]



まずDハミの形状だけど、読んで字の如く、
ハミ鐶(口の外に出ている部分)が
アルファベットのD字形をしている。

ハミ身(口の中に噛ます部分)と
ハミ鐶が垂直に交わっていて、
この効果で正しいハミ受けができるように
なる。
D字形の直線部分はハミ枝の役割も担っていま〜す。




見た目そのまんま(笑)。

このハミだと口角に垂直に当たるから、効き目(口当たり)が強いんです。

このDハミがハミの中でナンバー1
最も制御力が強い。


制御力が強いということは
馬が騎手の指示を瞬時に受け止め
コース取りや折り合い等で、
有利に立てる。


ただし、コレにも問題が…





何かわかりますか〜。








制御力が強い反面、扱うのが難しいってことです


Dハミは制御力が強く、
その効果は非常に高い。

その一方で、
扱いが未熟な騎手だと逆効果となりうる。

ハミ受けが悪くなり口が硬くなることがある。


これまでGTで、
Dハミに替えてきて勝った馬は数知れず
1994年の桜花賞オグリローマン
1998年の桜花賞ファレノプシス
2000年の皐月賞エアシャカールなどが居ましたが…。





 この3頭の共通点は?










そうです全部
鞍上は武豊騎手。

Dハミを使わせても
やはり
この騎手は別格です。


それでは、馬券向上の意味合いも含めて…

制御力の弱いハミから
制御力の強いDハミに替えてきた時

多少なりとも厩舎サイドの勝負姿勢が、伺えますね♪






余談ですが…
騎手から馬への伝達は
主に、手綱からハミに伝わるが、
唇の感覚が鈍くなった馬だと、
騎乗者の指示が十分伝わらないどころか
意に反し
頭を天上に向け上下左右に
振ったり、引っ掛かって
何処かへ飛んで行こうとする
馬もいる。



こう云う馬を要するに、硬口馬と呼んで
いるそうです。

[TOPへ]
[カスタマイズ]




©フォレストページ