イナズマイレブン小説

□初めてのキス
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「鬼道……」
「ん?何だ影野。コーヒーは嫌いか?」

目の前にコーヒーを置かれながらきかれる

「いや、違くてなんでオレが鬼道の家に居るんだ?」
「それは拉致……じゃなくて連れてきたからだ。」

―拉致……オレ誘拐されてきたんだ……。だから記憶が無かったんだ……―

「何でオレなんだ?大して接点もないのに……」

完全にハテナな顔をしている影野に鬼道はそっと近付くと影野の顎に手をあてた

「お前が……影野が好きなんだ」
「えっ……?」

影野は状況が掴めないとばかりに口をパクパクさせていると、その唇に鬼道の唇が重なった
ちゅっ……

「!!///」

両手で口をかくす

「それ………オレのファーストキス……///」
「てことは影野のファーストキスもらったってことか?」

影野は顔を真っ赤にしてコクコクと頷いた

「でも……オレ男だよぉ?」
「男か女なんて関係ない。オレはお前だから好きなんだ……///」

と言って抱き締める

「でも、佐久間と付き合ってるって噂が……」
「そんなの嘘だ!オレはずっとお前だけ見てたッ……!」

と言いソファーに押し倒した

「オレも……ずっと好きだった……//」

そしてキスしようとした瞬間
ピリリリ………ピリリリ……

「ちっ………」

軽く舌打ちをして電話にでた

「……はぁ………///」

―ヤられるかとおもった……―
今でもあり得ないスピードで心臓が鳴っていた



「わかった。」

ピッ……

「誰から?」
「円堂だ。サッカーの練習しようぜって。お前の方にもなかったか?」

ピピッ

「入ってた……メール」
「練習行くか。はやく行かないと円堂が文句言い出すぞ(笑)」
「うん……」



「おっ、鬼道!影野!一緒に来たのか!」
「まぁな………」

―顔がまだ熱い……―

「大丈夫か?影野。顔赤いぞ?」

びくっ

「風丸ッ……!大丈夫!!平気……!」

と言って走っていく

「こりゃあ大丈夫じゃあなさそうだな(笑)」
「あっ、一ノ瀬!ふっ……。鬼道と何かあったな」

二人共ニヤニヤと影野をみていた
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