捧げ文

□誓い
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「すまない、佐久間…」
「お前が謝る必要ねーよ。」

オレたちは真・帝国学園として影山の下で雷門中とたたかった
そして……禁断の技を使った代償でまた入院している

「次…鬼道に会うときどんな顔して会えばいいんだろな」
「雷門の奴らにもだな……」

目尻が熱くなって
次第に涙がでてきた

「……っ……」
「泣くなよ…バーカっ…」
「煩いな…お前も…泣いてるんじゃないか……っ」

オレたちは気が済むまで静かに泣いた

しばらく泣いて気が収まったところでオレは隣のベッドの佐久間に言う

「次…何かあったらオレが守ってやるからな…」
「ハッ…!お前にオレが守れんのかよ…」
「あぁ。全力で守ってやるさ」
「じゃあ、頼むぜ?源田…」

佐久間はニヤリと笑って言う


オレは心の中で静かに誓う。
命にかえても佐久間を守る……と。






end

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