図書館戦争 二次創作
□一口交換のケーキⅡ
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「ただいまー」
「おかえり」
同室の笠原が1週間も渋った挙句、漸く重い腰を上げて行った彼女の直属の上官である堂上教官のお見舞い。
帰ってきてからどこか挙動不審である
「笠原、冷蔵庫にケーキあるわよ」
「ほんとー？あ、でもさっき食べてきたばかりだし…」
「この柴崎麻子様がおごってあげるって言ってるのよ。ありがたくもらっときなさい」
そういって柴崎は郁の分のマグカップも手にもち、紅茶の準備を始めた
「うー。迷う」
冷蔵庫に入っていたのは紫芋のモンブランと、果物の入ったロールケーキ
「一口交換すりゃいいじゃない」
悩んだ末に郁はロールケーキを選んだ