WD

□悪夢
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何故か私たちはどこだか分からない凄く綺麗な景色場所にいた









「キリエは私のこと好き?」


「うん!!好きだよ!!」


「大好き?」


「大好き!!」


「愛してる?」


「愛してるよ!!でも…」


「でも…?」


「…愛してるのはモルテだけじゃないんだ…」


「…え??」






私以外にも愛してる人がいるの?

誰…?





「実はね僕……






アガンも愛してるんだ」



「えっ…!!?」




アガン!?
男!?

よりによってアガン!?
なんでよ…

私の何が不満なの?


あっ…!!



「待って!!キリエ!!!」


歩いて行ってしまうキリエ


「今までありがとう、これからはアガンと二人で生きていくよ、サヨナラ…モルテ…」




向こうにアガンがいる

キリエはアガンの元へと去っていく

モルテの周りは先程と違い黒い渦が巻いている


「待って!!待ってよキリエ!!!キリエ――――!!」








バッ








「はぁ、はぁ……夢か…」

でも夢だったからと不安が無いわけではない



「確かめなくっちゃ…」
















「キリエ!!」


「モルテ!!おはよぉ」


「キリエは私のこと愛してるよね!!?」

「えっ、そ、そんなはっきりと///」


「愛してるって言って!!」

ぎゅっ!!


「も、モルテ!!恥ずかしいよ!!」


「たかが抱き付いてるだけでしょう!!ほらっ早く!!」


ぎゅぅぅぅっ!!



「あ"、あ"いじてゆ!!…」



ガクッ





「あら?キリエ―キリエ―!!」



ペチペチ




「…きっと幸せ過ぎて失神したのね♪」







こうしてモルテの不安はスッキリ消えた

おかげでキリエは迫られたらすぐに応えようと誓った


0902
 

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