D灰

□空
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ラ「あぁ〜空飛んでみてぇ…」



その一言から始まった



      ***




ア「ってことで空飛びましょう!!」


リ「どうやって?」

ア「それを今から考えるんです」


神「はいはーい!!」

ア「はい!神田!!」

神「風船がいいと思いまーす!!」

ア「それにはたくさんの風船が必要ですね」

ラ「コムイに頼むさ!」

リ「もらってくるわ!」

神「早く飛びてぇな〜」



ア「本当に飛べると思ってるんでしょうか?」
ラ「馬鹿だから思ってるんさ〜」



またラビは不安に思った。普通の風船があるのか?と



     ***




リ「持ってきたわよ〜」


リナリーの手には大量の風船


(道具はアレン達が持ってきておいた)



ア「これで飛べるんでしょうか?」

神「俺は飛ぶ!!」

ラ「頑張れ〜υ」



巨大な風船たち
何個も何個も神田の体についていく



リ「出来た!!!」

神「これで俺は空を飛ぶ!!!!」

ラ「手ぇ離していいか?」

神「離してくれ!!!」



ふわっ…




ア「うわ―…」

ラ「マジで飛んでるさ〜」


リ「あ!!カラス!!!」





カァ―カァ―


ツンツン


バンッ!!






「「「あ…」」」




ヒューン…


神「うわぁ――――!!!!」










リ「…失敗ね…」

ア「…御愁傷様…」

ラ「…生きて帰ってこいよ〜…」









二度と空を飛びたいと思わないラビでした







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