家族パロ
□まいすた家１７
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｢ハロウィンか…｣
今年もハロウィンの時期がやってきた
スーパーの一角にはハロウィンコーナーが
街の店のもハロウィン一色だ
ウチは刹那が小学校を卒業するまでハロウィンパーティーをした
俺達の親は早くに他界して親戚の経営してるアパートに住んでいた
はじめてのハロウィンは刹那とティエリアが保育園に行きだした年かな…
***
｢｢ただいまぁー!!｣｣
刹那とティエリアは今年から保育園に通っていた
兄達が迎えにいけるワケでもないのでバス通学だ
たまたま俺は早く帰ってきていた
｢おかえ…―｣
｢｢とりっくおあとりーと!!｣｣
玄関のドアが開いたら小さな魔法使いと子猫がいた
｢!!その格好…｣
｢まじょさんだよ!!｣
｢おれはねこさん!!｣
保育園でハロウィンパーティーをしたらしい
ティエリアの組は魔女
刹那の組は猫らしい
｢おかしちょーだい!!｣
｢くれないといたずらするよ!!｣
俺の足元でお菓子を催促する２人
可愛いったらありゃしない
｢手を洗わないとあげないぞ｣
｢いたずらするもん!!｣
｢おれ手洗ってくる──!!｣
ダダダッ
｢ティエリアはお菓子欲しくないか??｣
｢手洗ってくる!!｣
やっぱお菓子だよな
可愛いヤツめ
んじゃ俺はなんかお菓子あげなきゃな
あとパーティーの用意しなくちゃ
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