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□期末の戦い
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リノ「ね〜エアリス。化学教えて……ってあれ?」
クロ高寮に着いた後、リノアとティファは教科書とノートを抱えて202号室の扉を開いた。が、エアリスはおらず、ユウナとダガーが小さなテーブル囲んで座っていた。
ティ「あれ?エアリスは?」
ユウ「図書室にこもって勉強してるよ」
ダガ「なんだか、今回こそはスコールに勝つ!!って意気込んでたわ。」
リノ「そっか…じゃあ、教えてもらうのは無理そうだね」
リノアは眉を下げて残念そうにする。エアリスのことだ、おそらく邪魔なんかしたらただじゃ済まないだろう。
ティ「にしても流石エアリスね。スコールに張り合うなんて」
ユウ「ずっと負けっぱなしだからね。二位は十分すごいと思うけど……」
ダガ「ところで二人とも、勉強聞きにきたの?私でよければ教えてあげるよ」
リノ「ほんと!!ありがとダガー!!」
ティ「あ、私は違うの。エアリスに今私が考案中の"新ファイナルヘヴン☆改"についてアドバイスもらいに来たのよ。」
ユウ「また物騒な事を考えてるね」
よく見たら"必殺技ノート"と書かれた物を片手に持つティファに、ユウナは苦笑いする。
ティ「ふふ、革命軍隊長だもの!!日々の訓練は怠らないわ!!」
ダガ「流石ティファ!!カッコいいわ」
ティ「ありがとうダガー。ねぇ、ダガーは何かいい案ある?」
ダガ「うーん、必殺技でしょ。……あ、改名してみたら?"負亜稲留屁分"とか」
ティ「暴走族?何で漢字にするの」
あーでもない、こーでもない、とティファとダガーが必殺技を考案している横で…
ユウ「ねぇ、この化学式ってどうなるの?」
リノ「うーん、私もちょっとわかんない…待ってて調べてみる」
真面目にテスト勉強するリノアとユウナだった
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