*REQUEST*

□脱☆貧乏生活
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クラ「なんで…こんな…」



クラウドは泣きそうになりながらカウンターにいた

そもそも学校近くって理由でここにしなきゃよかった
だって学校から近いってことは、学校帰りの生徒が来る可能性大じゃないか

いまさらな事に気づいたところでまた自動ドアが開いた



セフ「さて夕飯は…」



カダ「あっ、ジャンプ最新号!!見なきゃ♪」



クラ「(最悪な奴らが来たーーー!!!)」



一番来てほしくない奴らが来てしまい、クラウドは頭を抱えた



カダ「あれ兄さん何してんの?」



セフ「その制服はマクドナルドか」



クラ「そんなわけあるか
何でここでマックの制服着んの!!?」



セフ「まぁいい、私は夕飯を買いに来たのだ

なぁクラウド、5円チョコとチロルチョコ、どっちがいいと思う?」



クラ「もっとマシな選択肢がないのか!!?

夕飯になるかそんなもん!!!金ないのか?」



セフ「いやあるぞ、むしろ裕福だ

先日バイト代20円入ったところだからな」



クラ「こんな可哀相な奴初めて見た



若干何のバイトしてるのか気になったが、なんか聞かない方がいい気がしたので止めた

すると、ジャンプ立ち読みしていたカダージュがやって来る



カダ「あー面白かった

ちょっとまだかかるの?早くしてよ」



カダージュはそう言いながら棚からバナナを取り、食べはじめた



クラ「Σっておいそれ商品だぞ!!
何してんだやめろ!!」



セフ「まぁ待て、今5円チョコ買うから(モグモグ)」



クラ「お前も食ってんじゃねェェェェェェ!!!
バナナ代も払え!!」



しかしセフィロスは不敵に笑って10円玉をカウンターに置いた



セフ「釣りはいらない、じゃあなクラウド!!」



クラ「ちょ待ておい!!金払えーーー!!!



カダ「クビにならないようにね兄さん!!」



カダージュとセフィロスはそんな捨て台詞と共に走り去る

追い掛けようにも既に見えなくなってしまい、クラウドは立ち尽くした

すると後から肩を叩かれる



「君、明日から来ないでくれ」



クラ「Σ!!?」



ちなみにこの後、クラウドはケーキ代とバナナ代を請求され、アンパン生活も出来なくなってしまった





エンド☆



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