*REQUEST*
□冬の怪談
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デミ「それが…昨日の夜、お化けが出たんだよ!!」
アク「んなわけあるか」
ロク「ヘタレの上に頭まで悪いとか大丈夫か?」
デミ「Σそこまで言わなくてもよくね!!?本当なんだって!!昨日みかん拾おうとしたら冷たい手が触れて……」
マル「ほう、なかなか興味深いな」
デミックスの言葉を遮って、部屋の隅からマールーシャが腕を組んでニヤリと笑う
マル「もう少し詳しく聞かせてもらおうか」
ロク「おいいつからそこにいた?ここ俺の部屋だぞ」
アク「お前、何か知ってんのか?」
マル「いや知らん、しかし怪談話なら私もいくつか知っているぞ」
ゼク「へぇ、聞きたいですね」
と、ゼクシオンは腕を組んで、いつからいたのかデスクの影から現れた
ロク「お前も!?どっから入ってんだよ!!?」
アク「なぁ、その怪談ってなんだ?」
マル「よし話してやろう」
マールーシャはアクセルの言葉を受け、神妙な顔つきで静かな声で話し出す
デミックスは怪談の雰囲気に顔を引き攣らせていた
マル「…あれは確かサチコと初めて会った小学2年生の夏の日だった、私はうっかり朝寝坊し、トースト片手に学校に行き先生に忠告を受けた、"これで今月21回目だぞ"、と…まぁいつものことだから私は教室へi「怪談話をしろォォォォォ!!!
ごふっ!!?」
マールーシャはアクセル筆頭に蹴りやら拳やらを食らった
アク「てめぇの思い出話なんかどうでもいいんだよ!!怪談話しろや!!!」
デミ「無駄にビビらせといてそりゃないだろ!!!」
マル「だからしているではないか、教室に行ったら階段で転んでしまった、怪談だけに」
アク「うまくねーんだよ!!いい加減にしないと焼き殺すぞコノヤロー!!!」
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