*REQUEST*
□エイプリル!!
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ティダ「はぁ…はぁ……」
全速力で逃げ出したティーダは膝に両手をついて息を切らせる
ユウ「?キミどうしたの?」
ティダ「!!…ユウナ」
起床したユウナが小首を傾げてこちらに来る
ティダ「ユウナ聞いてくれ!!ルールーが…キマリが……っ!!」
ユウ「あぁ、そういえばキマリ昨日から笑顔大会に出るとかって言ってたね」
ティダ「Σなんだ笑顔大会って!!?」
ユウ「さぁ…でもほら、昨日からいないでしょ?」
ティダ「いやいや、さっき会ったって」
ユウ「ううん、いないよ」
ティダ「え、ええ?ユウナ?」
いくらユウナにキマリはいると言っても、ユウナはいないの一点張りだ
ティダ「えっと……わ、悪い用事思い出した!!」
ユウ「あ、ちょっと!!!」
ティーダは何を言っても通じないユウナが逆に怖くなり、再び逃げ出した
ユウ「…大丈夫…かな?」
一人取り残されたユウナは小さくそう呟いたのだった
リュ「うわ!!チイどしたの!!?」
ティダ「リュック!!リュックはいつものリュックだよな!!?そうだよな!!そう信じるからな頼むお願いします!!」
リュ「とりあえず落ち着きなって!!」
リュックはすごい形相のティーダを何とか宥める、ティーダはとりあえず2、3度深呼吸した
ティダ「……ユウナとルールーがさ、なんか異常なんだ」
リュ「チイも異常だったよ」
ティダ「ルールーは真顔でオチュー飯作ろうとするしユウナには何言っても通じないし…キマリはいつも通りだけど」
リュ「日頃の行いが悪いんじゃないの?
あ、そうだ!!」
リュックは何か思い付いたように持っていたカバンから手榴弾を取り出した
リュ「じゃーん!!アルベド印の栄養ドリンク〜!!これを飲めば口内炎が治る!!300ギルだよ」
ティダ「いやこれ手榴弾なんだけど、つーか別に口内炎じゃないし」
リュ「何言ってるのさ〜さっき口内炎困ってたでしょ?」
ティダ「Σ一言も言ってねーよそんなこと!!!」
リュ「言ってたって!!ほーら口開けて」
ティダ「ギャァァァちょっとタンマ!!!それ手榴弾だろ殺す気か!!!」
ティーダは飲まされそうになった手榴弾を何とか回避し、逃げ出した
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