*REQUEST*
□機関の夏休み
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一方その頃少し離れた席では
「あの、お客様…当旅客機は水物のお持ち込み不可となっております」
キャビンアテンダントのお姉さんに苦笑いで注意を受けるのは研究をしようとしていたヴィンセンだ
ヴィク「なんだと貴様、私の研究に口出しするか」
「いやあの、飛行機に薬品持ち込んでいいと思ってんですか?
てかよく荷物検査通りましたね」
ヴィク「私に不可能などない」
「そんなドヤ顔で言わないで下さい、いい加減にしないとはっ倒しますよ」
ゼク「…何ですか騒々しい」
ヴィクセンの後ろで気持ち良く昼寝していたゼクシオンは不機嫌そうに顔を出す
ヴィク「聞いてくれゼクシオン!!この女が私の研究の邪魔をするんだ!!」
ゼク「出来るわけないでしょう、あなた馬鹿ですか
あ、すみません。この人外につまみ出していいですよ」
「はい、わかりました」
ヴィク「Σおいちょっと待て!!私を殺す気か!!?…ってギャーーやめろー!!!」
悲鳴をあげながら奥に連れていかれたヴィンセンを見送り、ゼクシオンは再び昼寝を再開したのだった
そうして数時間後、一同はランド・オブ・ドラゴンにたどり着いた
しかし…
デミ「…さむっ!!」
デミックスは軽く震えながら叫ぶ
そう、運が悪いことに猛吹雪だったのだ
デミ「ちょっと!!暑くはないけど超寒い!!」
シグ「雪国なんだから当然ってハナシ…ぶぁっくしょん!!!」
ラク「ちょっと!!汚いじゃない!!」
マル「私の花にかかるところだったぞ
ちょっ、離れろ7mくらい」
シグ「Σ人を病原菌扱いするな!!!」
シグバールは震えながら二人の態度に青筋を立てた
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