*REQUEST*
□機関deオールナイト
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サイ「こんばんは、サイクスの『機関3分クッキング』の時間だ」
アク「ゼー…ゼー…じょ、助手のアクセルだ…」
別セットにて、食材やら調理器具やらが並ぶ台所の前でサイクスは無愛想に言い、急いで移動してきたアクセルは若干息切れしていた
シオ「アクセルさーん!!たどり着きましたかー!?よかったー」
アク「おいシオン!!何で俺が助手なんだよ!!司会じゃねぇのかよ!!」
シオ「いやーそれがですね、以前ファンの方からのお手紙で『アクセルさんとサイクスさんのコンビは素敵です。ぜひもう一度見たいです』って言ってくださる方がいたんですよ」
アク「Σいるわけねーだろこれ一回目だぞ!!!」
サイ「おいうるさいぞ、始めるから黙れ」
アクセルがツッコミを入れるが、サイクスはマイペースに準備を始めたので、仕方なく手伝うことにした
サイクスは小さな袋から種を手に出してカメラを見た
サイ「…というわけで、今日は大根の煮物を作る。まずはこの種を用意した植木鉢に入れる」
アク「Σ作るってそっから!!?大根用意してねぇのか!?」
サイクスは植木鉢に種を入れ、水をかけた。
サイ「そして、これを3ヶ月くらい繰り返す」
アク「おいこれ3分クッキングなんだろ?どう考えても別の番組になっちまうぞ。それと大根は畑じゃないと育たない、記憶したか?」
サイ「さて、そうして育った大根がこれだ。まずはこの用意した大根の皮を剥く」
アク「Σやっぱりあるんじゃねぇか!!!今までのくだり何なんだ!!!」
サイ「うるさい、こうやって説明した後、出来上がりを見せるのは3分クッキングの常識だろう」
アク「作物育てるところから説明する3分クッキングなんか聞いたことねーよ!!!」
サイクスは言いながら大根を輪切りにし、ボウルに入れていく。
サイ「さて…今からこれを煮るのだが、時間があと30秒のため省略する。完成だ」
アク「Σえぇぇぇぇ!!?野菜しか切ってねぇじゃん!!!何一つ料理してねぇぞ!!!」
サイ「次回はミートスパゲッティを作る。ではまたな」
アク「おいこれマジで終わりか!?ちょ、待っーーープツン
シオ「いやー美味しそうなお料理ありがとうございます!!!流石我らが副官!!」
ロク「何を見て美味しそうとか言ってんの?」
中継の切れたモニターを見てシオンは笑顔で進行する。
シオ「アクセルもありがとねー!!じゃあ次もどんどん行きましょう!!!」
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