*REQUEST*

□秋の大運動会
1ページ/10ページ


紅葉彩る10月某日ーーークロ高では秋の運動会が開かれていた
ただいま開会式の最中で、乾いた花火の音が鳴り響く



シー「……というわけで、注意事項は終わりです。見事優勝したクラスには優勝旗授与、そして二ヶ月学食カレーパン引換券を人数分与えられます」



ザグ「よっしゃー!!燃えてきたー!!」



ジタ「今日こそゲットするぜ!!!」



カレーパンで士気を上げる生徒たち。そしてシーモア教頭は、清々しい笑顔で顔を上げた



シー「そして開会式で見事素敵な演奏を披露してくださった吹奏楽部、ユウナ殿には婚姻届を授yΣごふっ!!?



サイ「前回に引き続き学習しねぇなあいつ



前回同様、ユウナの飛ばしたフルートが眉間に刺さり倒れるシーモア教頭だった














第一種目は玉入れ、A、B、Cとクラスごとに棒付きのかごが用意される。



セフ「さて、かごを支える役を2人決めるぞ」



エア「落ちてくる玉が当たってもいい人ってこと、ね」



スコ「クラウドか」



ヴィン「クラウドだな」



セフ「なるほど、適任だな」



クラ「Σどういう意味だ!!!勝手に決めるな!!」



セフ「どういう意味かだと?理由は簡単だ、普段ティファのファイナルヘヴンを食らっても、辛うじて生き延びているお前の生命力なら大丈夫だろう」



カダ「食らい慣れててよかったね、兄さん」



クラ「好きで慣れたんじゃねぇよチクショー!!!



リノ「あと一人はどうするの?玉が当たってもいい人」



スコ「サイファーで」



セフ「そうだな」



サイ「Σ俺!?ふざけんな理由はなんだ!!!」



スコ「"当たってもいい人"だからだ」



サイ「いやだから理由は……」



スコ「お前が"当たってもいい人"、だからだ」



サイ「テメーほんといつか殺すからな



こうして玉入れの準備が行われるのだった



.
次へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ