*REQUEST*
□秋の大運動会
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紅葉彩る10月某日ーーークロ高では秋の運動会が開かれていた
ただいま開会式の最中で、乾いた花火の音が鳴り響く
シー「……というわけで、注意事項は終わりです。見事優勝したクラスには優勝旗授与、そして二ヶ月学食カレーパン引換券を人数分与えられます」
ザグ「よっしゃー!!燃えてきたー!!」
ジタ「今日こそゲットするぜ!!!」
カレーパンで士気を上げる生徒たち。そしてシーモア教頭は、清々しい笑顔で顔を上げた
シー「そして開会式で見事素敵な演奏を披露してくださった吹奏楽部、ユウナ殿には婚姻届を授yΣごふっ!!?」
サイ「前回に引き続き学習しねぇなあいつ」
前回同様、ユウナの飛ばしたフルートが眉間に刺さり倒れるシーモア教頭だった
第一種目は玉入れ、A、B、Cとクラスごとに棒付きのかごが用意される。
セフ「さて、かごを支える役を2人決めるぞ」
エア「落ちてくる玉が当たってもいい人ってこと、ね」
スコ「クラウドか」
ヴィン「クラウドだな」
セフ「なるほど、適任だな」
クラ「Σどういう意味だ!!!勝手に決めるな!!」
セフ「どういう意味かだと?理由は簡単だ、普段ティファのファイナルヘヴンを食らっても、辛うじて生き延びているお前の生命力なら大丈夫だろう」
カダ「食らい慣れててよかったね、兄さん」
クラ「好きで慣れたんじゃねぇよチクショー!!!」
リノ「あと一人はどうするの?玉が当たってもいい人」
スコ「サイファーで」
セフ「そうだな」
サイ「Σ俺!?ふざけんな理由はなんだ!!!」
スコ「"当たってもいい人"だからだ」
サイ「いやだから理由は……」
スコ「お前が"当たってもいい人"、だからだ」
サイ「テメーほんといつか殺すからな」
こうして玉入れの準備が行われるのだった
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