*REQUEST*

□秋の大運動会
2ページ/10ページ


サイ「おいクラウド、しっかり支えろ」



クラ「わかってる、これ真っ直ぐ支えるの結構難しい……」



かごを倒れないように支えるクラウドとサイファー。他の皆は投げる玉をかき集めてしゃがんでいる。

すると、審判がマイクを持った



≪では第一種目玉入れ、スタートです!!≫



パーンとピストルが鳴り、全員が玉を大量に投げる。しかし………



ロク「Σあれ!?玉が入らないんだけど!!!」



なんとクラス全員で投げた玉が、すべてかごの口に弾かれてしまい、一つも入らなかった。



ティダ「いやこんだけ投げて一個も入らないってなんだよ!?何この怪奇現象!!!」



アロ「怪奇現象ではない、俺がかごに"ラップガード"を施したからだ」



ティダ「またお前の仕業かァァァァァァ!!!



ティーダは持っていた玉を顔面に思いっきり投げつけ、アーロンはそのまま地面に倒れる



ジタ「かごのラップはがせ今すぐ!!!」



アロ「いや、もう俺にもはがせない。

だが安心しろ、ラップガードはB組とC組にもかけた。奴らもかごに玉を入れることは出来ん」



ジタ「じゃあ何で俺達にもかけたんだよ!!!B組とC組だけで良かったじゃん!!!」



見てみると、確かにアーロンの言う通りB組もC組もかごに玉が入っていなかった。



≪残り時間30秒です≫



アク「やばい、どうする!!?」



ザク「ただの玉じゃ入らないぜ!!!ラップを破れる何かが……」



ティダ「そうだ!!ユウナ、あれやるぞ!!!」



ユウ「うん、はいっ!!」



ユウナはどこから取り出したのか、ブリッツボールを空高く両手で投げる。
それに合わせてティーダも軽やかに宙高く飛び上がった



クラ「Σえ!?ちょ何すr「食らえスフィアシュートォォォォォ!!!(ドゴォッ!!!)」

ギャァァァァァ!!?



かごの口目掛けてスフィアシュートでボールを撃ち込むと、ラップ破るというよりかごが大破し、下にいたクラウドとサイファーが巻き添えを食らってしまったのだった。

そうして、アナウンスが流れる。



≪ただいまの結果、全員引き分けです。ただし、かごを壊したA組、ペナルティーとしてマイナス10点です≫



ティ「…ティーダ」



ティダ「ご、ごめんッス……」



アロ「まったく、かごを壊すなど言語道断だ」



ティダ「あんたにだけは責められたくないんだけど



.
次へ
前へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ