*REQUEST*
□秋の大運動会
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サイ「おいクラウド、しっかり支えろ」
クラ「わかってる、これ真っ直ぐ支えるの結構難しい……」
かごを倒れないように支えるクラウドとサイファー。他の皆は投げる玉をかき集めてしゃがんでいる。
すると、審判がマイクを持った
≪では第一種目玉入れ、スタートです!!≫
パーンとピストルが鳴り、全員が玉を大量に投げる。しかし………
ロク「Σあれ!?玉が入らないんだけど!!!」
なんとクラス全員で投げた玉が、すべてかごの口に弾かれてしまい、一つも入らなかった。
ティダ「いやこんだけ投げて一個も入らないってなんだよ!?何この怪奇現象!!!」
アロ「怪奇現象ではない、俺がかごに"ラップガード"を施したからだ」
ティダ「またお前の仕業かァァァァァァ!!!」
ティーダは持っていた玉を顔面に思いっきり投げつけ、アーロンはそのまま地面に倒れる
ジタ「かごのラップはがせ今すぐ!!!」
アロ「いや、もう俺にもはがせない。
だが安心しろ、ラップガードはB組とC組にもかけた。奴らもかごに玉を入れることは出来ん」
ジタ「じゃあ何で俺達にもかけたんだよ!!!B組とC組だけで良かったじゃん!!!」
見てみると、確かにアーロンの言う通りB組もC組もかごに玉が入っていなかった。
≪残り時間30秒です≫
アク「やばい、どうする!!?」
ザク「ただの玉じゃ入らないぜ!!!ラップを破れる何かが……」
ティダ「そうだ!!ユウナ、あれやるぞ!!!」
ユウ「うん、はいっ!!」
ユウナはどこから取り出したのか、ブリッツボールを空高く両手で投げる。
それに合わせてティーダも軽やかに宙高く飛び上がった
クラ「Σえ!?ちょ何すr「食らえスフィアシュートォォォォォ!!!(ドゴォッ!!!)」
ギャァァァァァ!!? 」
かごの口目掛けてスフィアシュートでボールを撃ち込むと、ラップ破るというよりかごが大破し、下にいたクラウドとサイファーが巻き添えを食らってしまったのだった。
そうして、アナウンスが流れる。
≪ただいまの結果、全員引き分けです。ただし、かごを壊したA組、ペナルティーとしてマイナス10点です≫
ティ「…ティーダ」
ティダ「ご、ごめんッス……」
アロ「まったく、かごを壊すなど言語道断だ」
ティダ「あんたにだけは責められたくないんだけど」
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