*REQUEST*

□初めての携帯
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いつもと変わらぬ昼下がり、ティファに店番を頼まれたクラウドはカウンターで雑誌を読んでいた



クラ「暇だな…やっぱ昼間にくるやつはいないか…」



珈琲を口を含みながら再び雑誌に目を戻す

その時―――



ガチャッ!!



ヴィン「クラウドーー!!!」



クラ「Σぶほぉっ!!?ゲホッ!!ゲホッ…」



いきなり過ぎる訪問に驚いたクラウドは雑誌に珈琲を盛大に吹き出し、むせ返る



ヴィン「…風邪か?」



クラ「違うわ!!あんたのせいでむせたんだよ!!
突然何しにきた?」



ヴィン「いや実は昨日、この現代的無線機を買ったのだが使い方がわからなくて」



クラ「普通に携帯って言えよ!!なんだ現代的無線機って!!
言っとっけど携帯と無線って全然違うから!!!」



ヴィンセントは懐から白い携帯を取り出した



ヴィン「とにかく教えてくれ
この下の数字のスイッチは何をするためのものだ?」



クラ「そこから!!?これは電話とかメールとかに使うやつだよ!!」



ヴィン「メール?あぁ、伝書鳩のことか」



クラ「伝書鳩じゃねー!!!お前いつの時代の人間だよ!!

メールは携帯同士でできる手紙みたいなもんだよ」



クラウドは溜め息を吐いたが、どうせ暇だしヴィンセントが心配なので教えることにした



クラ「とりあえず、電話の出かたはわかるか?
いや、わからないか…」



ヴィン「耳にあてるのだろう?」



クラ「この受話器のやつ押してからな

ちょっとかけてみるから」



クラウドはヴィンセントの携帯番号を登録してから、電話をかける



―――プルルルルル



ヴィン「Σむっ!?なんだ、敵sy「着信だ



ヴィン「…着信…?」



クラ「そうだ、さっきの押すと繋がるから」



ヴィン「これか」









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