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□白雪姫物語
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―――むかーしむかーし、とある大きなお城に美しい王女とその継母である女王が暮らしておりました

女王は今日も真実を話す鏡の前に立ち、聞きます



サイ「…鏡よ鏡、この世で一番美しいのは誰?(なんで俺が女王!?)」



女王は配役についてツッコミましたが気にすることはありません



サイ「(このナレーター…!!)」



そして鏡は女王の問いに答えます



ゼル「あ、えーと…白雪姫です」



サイ「白雪姫だと?」



ゼル「いやてゆうかお前は有り得ねぇだろ、こんなガタイのいい女王とか気持ち悪いしボーズだし」



サイ「やかましいわ!!なりたくて女王になったんじゃねぇよ!!!つーかちゃんとカツラ被ってんだろ!!!」



はい、女王はちゃんとカツラ被っているので女性に見えなくもない……というかぶっちゃけ無理があるけど千歩譲って女性ということにします



ゼル「まぁ、仕方ねぇか」



サイ「誰か役代わってくれ



女王は祈りましたがキリがないので話を進めます

女王は自分が一番じゃない事に腹を立て、とある猟師を呼び出しました



キス「プッw…お呼びですか女王様」



サイ「笑ってんじゃねぇぞコラ
つーかお前が女王やれや」



キス「いいじゃない、それより何かご用で?」



サイ「白雪姫を殺してこい」



キス「いや、自分でやればいいじゃない風紀委員長」



サイ「だーかーらー!!!俺今女王だっつってんだろうが!!!いいからさっさと行ってこい!!!」



女王の剣幕にため息を吐いた猟師は仕方なく白雪姫を外に連れ出したのでした



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