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□燃えろ!!梅雨のBasketball
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そろそろ高体連が迫ってきた6月の梅雨―――
運動部の今までの成果を試し、そして勝つ事を目標に戦う高校生活でも大きなイベントの一つである
セフ「…なのだが、つい昨日バスケ部が壊滅した」
クラ「何があったんだよバスケ部に」
月曜の放課後、セフィロスは教壇に立って告げた
ちなみに黒板には『バスケ部壊滅☆さぁどうしよう(笑)』とか書いてある
ジタ「お前ちゃんと説明しろよ、全然わかんねぇ」
サイ「まったくだ、何が『さぁどうしよう(笑)』だ、お前が一番どうしようだろうが」
セフ「先日、ロッズがインフルエンザを発症してたのにバスケ部室に入ったみたいでな」
レノ「それで全員感染したのか、と」
セフ「今週の日曜練習試合なんだそうだ、責任取って俺達が出ろと顧問のルールー先生に言われた」
ティダ「えぇ!?なんでそうなんの!?」
ジタ「俺達素人だぜ?相手になるわけないだろ!!断れよイカ長」
セフ「だって怖かったんだもん」
クラ「大体なんでロッズの不始末を俺達が片さなきゃならないんだ」
カダ「仕方ないでしょロッズインフルエンザなんだから
ロッズのマザコン菌もらいたいの?」
クラ「お前もマザコンだろ!!」
セフ「とりあえず10人くらい選抜するから今日の放課後から体育館に集まるように
何かあったら私に連絡しろ、街で母さん探してるから」
サイ「お前もやれや!!!(ビュッ)」
セフ「Σぶはっ!!?」
サイファーのツッコミと共に飛んできたペンケースを顔面に受けたセフィロスは、そのまま倒れる
ゼム「…とにかくバスケのメンバーを決めればよいのだな」
話し合い中ずっと窓際に座っていた担任ゼムナスが口を挟む
ゼム「ならまず経験者がいるかどうか聞くものではないか?」
アロ「貴様もたまにはまともな事言うんだな」
ゼム「おい褒められてる気がしないんだが」
アク「ロクサスって確か経験者だよな」
ロク「ちょ馬鹿お前!!余計な事言うな赤ウニ」
セフ「なら栗チビは決定だn「誰が栗チビだァァァァ!!!」がふっ!!?」
復活した途端、辞書が飛んできてまた顔面に食らって倒れるセフィロスだった
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