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□お花見機関
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ゼムナスがナス漬けにされた後、今からでも場所を取れないか桜の木の周りを探索する一同
ロクサスは溜め息を吐きながら辺りを周る
もう場所なんて無いだろ、昼近いってのに
ったくあのバカナスのせいだチクショー
イライラしてきたため懐からアイスを取り出して一口かじった
デミ「ロックサース!!!!」
ロク「ブーーー!!ゲホッゲホッ…」
約1m後方から何故か大声で名前を呼ぶデミックス
そのせいでアイスを吐き出しついでにむせる
ロク「テメッ…何だよお前!!」
デミ「いやぁロクサスはどこにいるかわからないからさ、大声出さなきゃ」
ロク「遠回しにチビっつってんのか!!!」
両手にキーブレードを構えて額に青筋を浮かべる
アク「おい早く来いよ」
ロクサスが暴れる前にアクセルが制止して連れていった
ロク「うわっ!!すげー」
その場所は恐らくこの辺りであまりない満開の桜が咲く場所だった
ロク「こんないい場所よく見つけたよな
誰が見つけたんだ?」
アク「ゼクシオンとレクセウスだとよ」
それを聞いた瞬間、脳裏にゼクシオンの黒い笑いが浮かんだ
………聞かなきゃよかった
これ以上聞かないでおこう
ゼク「これで皆揃いましたね」
満面の笑みのゼクシオンとひきつり笑いのレクセウスが迎える
心なしかレクセウスが震えている
復活したらしいゼムナスも悠々とあぐらをかいていた
しかし彼らはある問題があることに気づいていない
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