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□修学旅行に行こう!!《前編》
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夕方……
クラ「これで最後だな」
カダ「うん、はぁ〜やっと終わった…」
「お疲れ!!二人とも手伝ってくれてありがとう!!
バイト代はドングリでいい?」
クラ&カダ
「よくないです」
アン「そろそろ夕食だ、全員食堂へ集まれ」
アンジール先生が呼びかけると皆、庭を出て行く
クラ「…おいこれ高いのか?」
クラウドは報酬で貰った金色のドングリをつまむ
カダ「うーん…でも所詮ドングリだし、そうでもない気がするなぁ」
クジ「あぁ〜!!!それは…」
クラウドの持つドングリを指してクジャは驚く
クジ「"黄金の小粒"じゃないか!!それ僕に譲ってくれないかい?」
クラ「黄金の小粒?」
カダ「黄金のチョコボなら知ってるけど」
クラ「おいそれ俺のことじゃないだろうな」
クジ「知らないのかい?これ自体には一銭の価値もないけど食べたら柿ピーと同じ味になるんだよ!!」
クラ「それただの柿ピーじゃね!!?金色の」
カダ「一銭の価値もないのかぁ…じゃいらない」
クジ「ありがとう!!君に後で僕から素敵なプレゼントをあげるよ」
クジャは黄金の小粒を嬉しそうに食べながら去った
クラ「どんだけ柿ピー好きなんだあいつ」
カダ「あ、兄さん
携帯鳴ってるよ」
クラウドは携帯を取り出した
クラ「メール?」
ピッ
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Sub (non title)
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お礼に僕のアドレスを教えてあげよう☆
クジャ
クラ「いらねェェェェ!!!こいつなんで俺のメアド知ってんだァァァァァァ!!!」
カダ「えぇー兄さんアドレス帳ショボイんだから入れときなよ」
クラ「人を淋しい奴みたいに言うのやめろ!!これでもA組全員は知ってるから!!
てかなんだよこのアドレス、ナルシストにも程があるだろ」
カダ「大丈夫だよ、兄さんもナルシーだから
僕のおかげでメル友できてよかったね♪」
クラ「…僕のおかげ?」
カダ「…あ……」
カダージュはその瞬間、一目散に逃げ出した
クラ「やっぱり全部お前の仕業かァァァァ!!」
クラウドとカダージュはその後、1時間経ってやっと食堂に行ったとさ
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