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□修学旅行に行こう!!《後編》
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修学旅行3日目



今日は]世界のルカで自主研修の予定である

この修学旅行、どんだけ自主研修があるのか…いや、それだけ自由なのである

しかし今日、この自由過ぎる修学旅行のせいか、問題が起こった





ジタ「お前さー本当に無くしたのか?」



クジ「無くしたんじゃない、盗まれたんだよ」



大通りで会話する二人


実は彼、クジャはあろうことか財布を無くしたのだ


運悪く巻き込まれたジタンは不機嫌に言う



ジタ「てか俺今日みんなとブリッツ見る予定だったんだけど」



クジ「何を言ってるんだい?僕の諭吉が誘拐されたんだよ」



ジタ「Σ諭吉って誰だよ!?」



セフ「なんだとーう!諭吉ィィ!!」



ガパッ となぜかマンホールから飛び出す我らが委員長



ジタ「どこから!?あんた何でこんなとこに!?」



セフ「いや、トイレ行ってたら置いてかれて」



ジタ「Σ迷子かよ!!何してんの!!」



クジ「まったく、学級委員長ともあろう者が迷子とは情けない」



セフ「ふん、財布無くして騒いでいた奴に言われたくない」



クジ「イカごときに馬鹿にされる筋合いは無いよ

迷子は泣きながら迷子センターでタイヤキ食べているがいい」



セフ「貴様、何か勘違いしていないか?

私は迷子じゃない、ただ散歩していただけだ、ブリッツなんぞに興味ないからな」



クジ「よく言うよ、応援グッズ腰から下げてるくせに

僕だって盗まれたんじゃない、財布が一人になりたいらしいから置いてきただけだ

今諭吉は難しい年頃だから大変だよ」



ジタ「じゃ諭吉が元気になるといいな

あばよクジャ」



クジ「ΣΣわーーー!!待ってくれジタンーーー!!!



クジャは高速でジタンの襟をつかむ

ジタンからぐえっ、と小さく聞こえた









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