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□雪祭り
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冬真っ盛りの2月―――
昨夜リンドブルムでは大吹雪が吹き荒れ、雪がた〜っぷりと積もった
そして翌日
ジタ「なんだ?これ」
ブラ「どうした?」
新聞の間から一枚のチラシが出てくる
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*リンドブルム雪祭り*
内容:雪像コンテスト
何でもよし!!君の血と汗と涙のレクイエムを表現するのだッ!!
最優秀賞:100万ギル
参加賞:冬の思い出
場所:リンドブルム
日時:3日後
君の参加を待っているぞ!!
カモンベイビー☆
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ブラ「へぇ、今年は雪祭りやるのか」
ジタ「雪祭りはいいけど…いてー文面だな、この広告
血と汗と涙のレクイエムってなんだよ」
マカ「でも面白そうッスね
参加しないッスか?」
シナ「そうズラ!!最優秀賞は百万ギルズラよ!!」
ブラ「よし参加しよう、絶対獲るぞ」
ジタ「百万は誰にも渡さねぇ!!」
シナの発言から1秒で参加を決意するジタン、ブランク
マカ「それじゃ、まず何作るか決めるッス」
ジタ「これって出来映えによっちゃ、タンタラスの宣伝にもなるよな?」
ブラ「じゃ何かシンボル的なやつがいいな…」
シナ「じゃコーヒーはどうズラ?」
ジタ「それお前のシンボルだろ」
マカ「コーヒーの雪像ってなんスか!?
ただのカップか豆しかないじゃないッスか!!」
ブラ「…じゃあよ、俺達劇団だから劇の登場人物はどうだ?」
シナ「え〜難しそうズラ、コーヒーのがいいズラ」
ジタ「コーヒーよりはいいと思うぜ
それに優勝狙うならそれくらい難しいのじゃないと無理だしな」
マカ「(ジタンさん本気で獲る気ッスか…)」
ブラ「俺達は自分の雪像造って、後は協力して造ろうぜ」
ジタ「よしきた!!賛成」
シナ「仕方ないズラ、俺も頑張るズラ!!」
マカ「…そうッスね!!俺も頑張るッス!!」
そうして当日まで作り続けた
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