Ⅱ∞
□雪祭り
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そして当日―――
シナ「よし、完成ズラ!!」
シナは自分の雪像を見上げ、額を拭う
バクーが真ん中にいて、コーネリア姫はマーカスの隣
土台には"劇団タンタラス"との文字が
なかなかの作品である
マカ「あ、シナさんも完成ッスか」
シナ「うひゃ～流石マーカス、うまいズラ」
マカ「そ、そうッスか?」
ジタ「ふ～やっと完成したぜ」
マカ「ジタンさんも!!どんな感じになっ……!!?」
マーカスはジタンの雪像を二度見した
なんとジタンの雪像、180㎝以上あるからだ
ジタ「いや～ここまで作るの大変だったよ」
マカ「いやそりゃそうッスよ!!こんだけでかけりゃ!!
ジタンさんの理想入り過ぎだし」
シナ「自分の身長偽装して悲しくないズラか!?」
ジタ「なんだとコノヤロー!!
いいじゃねぇかちょっとくらい!!女の子だって見るかもしれないんだぞ!!」
ブラ「シナの言う通りだぜジタン」
ブランクは自分の雪像を作りながら言う
ちなみにブランクの雪像、ベルサ〇ユの薔薇に出てきそうな雪像である
ブラ「理想入れすぎると後で恥をかくぜ」
マカ「いや兄貴もッスよ!!!」
シナ「誰ズラそれェェェェ!!!」
ジタ「人のこと言えねーじゃねぇかァァァァァ!!!」
３人共、電光石火の速度でツッコミを入れる
ブラ「いや、どーせなら美化しときたいだろ」
マカ「し過ぎッスよ!!もはや別人じゃないッスか!!」
シナ「普段目とか隠してるくせに何でキラッキラしてるズラ
ツギハギも無いし」
ブラ「べ、別にいいだろ!?大体ジタンだって背伸ばし過ぎで気持ち悪りーしよ」
ジタ「気持ち悪くねーよ!!
つーかお前のやつ、何で薔薇食わえてんだよ!!そっちのが気持ち悪いわ!!」
エコ「あ、ジタン!!」
不毛な口喧嘩をしているとエーコとビビが走ってくる
ビビ「へぇ～ジタンも参加してたんだ!!
あれ、でもこれ…ジタン?」
エコ「なんか…ちょっと大きいわね」
ジタ「い、いいじゃんかよー別に」
エコ「そうね
あ、私達も作ったのよ!!ジタンも見に来て」
ジタ「ほんとか、どこだ?」
ジタンはエーコとビビの後についていった
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