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□雪祭り
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ジタ「二人は何を作ったんだ?」



ビビ「雪だるまだよ!!」



エコ「バカねビビ違うわよ、サンタさんよ!!」



ジタ「へぇサンタか、大変だったろ」



ビビ「うん、あの頭を乗せるのが大変だったよ」



サンタか…時期は違うけど憧れだもんな

子供らしいな、こいつら



などと和んでいると公園にたどり着く



エコ「あれよ、ジタン!!」



ジタンはエーコの指さす方向を見る



そこには二人が作ったと思われるサンタさんがいた


羽子板持った





エコ「どう?私達の努力の結晶」



ジタ「出来はいいけどエーコ、ビビ、一つ聞いていいか?

なんで羽子板?



ビビ「最近のサンタさんのファッションだよ」



ジタ「どんなファッション!?

つーか羽子板って正月じゃね?横の門松も」



エコ「違うわよ、この人は子供達に羽子板くれるサンタさんよ!!」



ジタ「お前らのサンタさんそれでいいのか!?



この二人サンタを何だと思ってるんだろう



ビビ「ねぇジタン、あっちのも見てみようよ」



ジタ「う〜ん、そうだな」



もう自分の雪像は完成しているので、気を取り直して公園を見てまわる



子供から大人まで、たくさんの人達が作った雪像が公園にならんでいる


結構なやつが参加してんだな…優勝できるかな



などと思っていると左隣の雪像が目に入り、フリーズした



ジタ「…なぁビビ、これなんだと思う?」



その雪像、首はアンパ〇マンなのだが下がマッチョの海パン野郎だった

しかも頭にタケコプター付き



ビビ「…多分アンパ〇マン?」



エコ「なんか微妙に違うのだわ、タケコプターってドラえ〇んだし」



ジタ「誰だよこんなキモい雪像作ったの」



エコ「確かに…
気にしないで次行くわよ」



ジタ「それもそうだな」



気を取り直して行こうとするが、その雪像の裏に制作者らしき男が作業していることに気づく



よく見てみると、そこにいたのはサラマンダーだった



ジタ「ってお前かいィィィィィ!!!



ジタンのシャウトでびっくりするサラマンダー









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