U∞

□バラチャ!!
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サイクロン
LV1 男



サイ「よし、こんなもんだろ」



金の短髪で自分に似せたキャラを作り終える

そしてゲームスタートした

ちなみに本名じゃまずいので偽名にした
何故サイクロンなのかは謎だが



※ここからはバラチャ世界の会話になります



サイ『しかし…随分流行っていたんだな』



画面の中では見渡しただけでも30人近くいる



サイ『こいつら全員プレイヤーか…あのバカ見つかんねぇぞ』



『おい何をしているサイファー』



サイ『あん?なんだお前…』



後ろからの声に振り返ると茶髪でギャル風の女の子が立っていた



サイ『おいお前なんだ、名を名乗れ』



『スコ美だ
17歳、恋人は募集していない』



サイ『ってお前かよ!!!



現実サイファーと仮想サイファーは同時にシャウトする



サイ『びっくりさせんじゃねぇよ!!なんで女!?』



スコ『悪いか』



サイ『別に悪くねぇけどお前が女って絶対変!!』



スコ『油断させる作戦だ、女なら可能だろう』



サイ『油断って…誰を油断させる作戦!?俺達これから何するんだよ?

しかも随分頭の悪そうな女だな』



スコ『貴様は随分ムサイ男だな、現実と変わらん』



サイ『黙れ現実のテメェもムサイだろうが』



サイクロンのこめかみにピキッと青筋が浮く



スコ『それより、もう行こう

先を越されてしまう』



スコ美はそう言って森に向かう



サイ『というか何で俺がお前とカエルなんぞ探さなきゃなんねぇんだ?てめぇ一人で出来るだろ』



スコ『いや実は―――』



ドシン!!



スコ美がそこまで言いかけた時、上から巨大なコンドルが降りてきた



サイ『Σうわ何こいつ!!』



スコ『こいつがいるんだ

だからあとは頼んだサイクロン!!!』



そう言ってスコ美は一目散に逃げ出した

サイクロンを置き去りに



サイ『いや待てコルァァァァ!!!



サイクロンは一気に追い付く



スコ『おい何逃げているんだ!!

囮が逃げては意味がないだろう!!』



サイ『誰が囮かーー!!お前がなれーーー!!!』



ガッ



スコ『おっ!?』



スコ美は木の幹に足をかけ、盛大にコケる



サイ『ブハハハハ!!本当になってくれてありがとよ!!』



スコ『させるかァァァァァ!!!』



ガッ



サイ『どわっ!!?』



サイクロンはスコ美に足をつかまれて前のめりにコケる



サイ『テメェふざけんな!!離しやがれ!!』



スコ『黙れ、こうなったら貴様も道連れじゃーー!!!』



そうこうしてる内にコンドルが嘴で突こうとしたその時―――



ドスッ!!!



『グギャァァァ!!?』



コンドルは槍を刺され、絶命した









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