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□祭だ!!学校祭だ!!《前編》
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太陽が西に沈みかけ、授業も掃除も終わった夕方

普段なら帰り始める時間なのだが校内にはほとんどの生徒が残っていた


A組もその例外ではなく、全員自分の席に座っている


黒板に書かれた文字は"学校祭"―――









ゼム「―――てなわけで今日は学校祭について話せ

イカ長カムヒア!!」



セフ「はい、じゃ学校祭で何やるか決めるぞ
わかってると思うが各クラス露店と舞台発表をやる

露店ならナス焼きとかナス漬けとかナス天とかだな」



ナス「貴様あとで処刑な」



エア「はい!!私は舞台発表で演劇やりたいです」



アロ「炎撃?…校舎を焼くのか?」



レノ「演劇っつっても色々あるぞ、と
どんなのがいいんだ?」



エア「恋愛物よ
はい、台本もあるの」



ティダ「"LOVELESS"?"LOVELESS"ってあの有名な…」



サイ「確か現代文の教科書にも少し載ってたな」



エア「うん、内容はかなり変えたけど」



アロ「えんげk



エア「正確には"LOVELESS In High school"略してLIHよ!!
脚本は私とザックスが書いたの♪」



ザク「まぁほとんどエアリスが書いたけどな」



ゼム「待て待て、悪くない意見だが用意周到過ぎではないか?
まだ決まったわけじゃあるまいし」



エア「いいえ、だってセフィロスに話したもの」



セフ「そういうわけだ、異議がある奴は?」



リノ「面白そう!!私賛成」



ジタ「俺もいいぜ、演技得意だし」



アロ「…………」


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