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□浦島太郎物語
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―――むか〜しむか〜し、あるところにチョコボのような金髪のダメな少年がいました
クラ「おいダメってなんだ、おい」
少年の名前は浦島太郎と言う、釣りしかしてないニートでした
クラ「ニートとか言うな」
いいから今日も釣り行ってこい
クラ「チッ…き、今日も釣り日和だな〜」
浦島太郎は軽い足取りで釣竿とクーラーボックスを手に浜辺にやってきました
クラ「Σクーラーボックス!?そんな現代的なものがあるのか!!?」
すると、浜辺から何やら暴言が聞こえてきました
クラ「スルーか!?ここスルーしていいのか!?」
バレ「ぐふっ…」
ティ「私に手を挙げるなんていい度胸じゃない」
なんと、亀がいじめっ子をいじめていました
クラ「お前がいじめるんかィィィィィィ!!!
逆ー!!ティファ逆ーー!!!」
ティ「あらこんにちは♪
私にきびだんごをくれたら竜宮城に連れてってあげるわよ」
クラ「話違うそれ!!きびだんご無いし!!」
ティ「いいからなんかよこせや」
クラ「Σ恐喝ですか!?」
浦島太郎はあいにくきびだんごを持っていなかったので、仕方なくお昼ご飯に食べようと思っていたおにぎりを献上しました
ティ「ちっ…しけてんな
じゃ竜宮城に連れてってあげるわ」
クラ「(舌打ち!?)竜宮城とはどんな場所ですか?」
ティ「乙姫がいて…うーん行けばわかります」
説明がたるくなった亀はさっさと行きたかったので、背中に浦島太郎を乗せて海に向かいました
クラ「あの…海の中だと俺溺れるんですけど」
ティ「ふーん」
クラ「どうすればいいですか?」
ティ「その時はその時よ♪」
クラ「いやいやいやいやいや、死んでからだと遅いから!!
殺す気!?」
ティ「ちっ、仕方ないわね…ならこうしましょう」
亀は奇跡の力で浦島太郎をエラ呼吸できるようにしました
クラ「あんたら設定なんだと思ってんだ!!?
奇跡の力ってなんだよ!?」
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