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□祭だ!!学校祭だ!!《後編》
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開店まであと5分―――



ロク「最初の担当はクラウド、カダージュ、ダガー、アーロンだ」



クラ「わかった」



ザク「あ、復活した」



リノ「はい、エプロン付けて」



ジタ「おーい!!」



レノ「買ってきたぞ〜っと!!」



ティ「やった!!これで作れ……あら?」



ティファは怪訝そうに材料のアイスを見る



ティ「ねぇロクサス…これって……」



ロク「……………」



ロクサスはひきつった笑顔のジタンとレノに近づく



ロク「…これガリガリ君じゃねぇかァァァァァァ!!!



ジタ&レノ
ごはぁぁ!?



ロクサスはレノとジタンにガリガリ君を投げ付ける



ジタ「だって仕方ねーだろ!?時間的に近くのコンビニ行くしかなかったし!!」



レノ「どっちも似たようなもんだろ、と!!仕入れ忘れたんだからわがまま言うなよ、と!!!」



アク「まぁ…仕方ねぇか」



ロク「チッ…シーソルトアイス…」



ダガ「開店できるわ!!」



クラ「てか店名って?」



アロ「"甘味屋サランラップ"だ」



クラ「おい誰だこいつに店名任せた奴!!!



そして時刻は9時を回った―――














レノとジタンが買ってきた材料でシーソルトパフェを作る裏方はクラウドとダガー

カダージュが接客し、アーロンが会計をする


そして店名が店名なのにも関わらず、店はなかなかの盛況ぶりを発揮していた



カダ「兄さんパフェ!!」



クラ「出来たぞ!!
ふぅ…」



ダガ「やっぱり裏方は大変ね…」



ダガーが額を汗で拭ったその時―――



リノ「クラウド!!ダガー!!」



先程、調理室に向かったリノアが帰ってきた



リノ「調理室の物使ってお好み焼き作ったわ!!」



クラ「やったな!!」



ダガ「私ソース持ってくるわ!!」



リノ「試食してみて!!」



リノアはお好み焼きを差し出す

そのお好み焼きはお好み焼きと呼ぶには真っ黒で、お好み焼きとしての形を成していなかった

更に言うなら紫の毒々しい煙が立ち昇っていた



クラ「…リノア、これなんだって?」



リノ「"お好み焼き"よ」



クラ「"お好み焼き"じゃないだろこれ…"お好み焼きになれなかった物"だろ



グシャッ!!!



リノアはクラウドに"お好み焼きになれなかった物"をたたき付けた



ダガ「あら、クラウドなんで倒れてるの?」



リノ「私のお好み焼きがおいしすぎて倒れたのよ」



ダガ「よかったわね!!」



ダガーは倒れたクラウドを見ながら嬉しそうに言った


ちなみに先程リノアに同行したティーダはクラウドと同じ末路を辿ったため、調理室で死んでいた


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