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□昆虫大戦争
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戦いは…刻々と迫っていた……
平和な日常が嘘のような戦いが……
ジタ「よっしゃ俺アガリ〜♪」
ヴィン「くっ、また負けた…」
ティダ「ジタン強いッス〜」
夜10時過ぎ―――
クロ高生徒専用の寮のとある一室ではジタン、ヴィンセント、ティーダの三人による大富豪が行われていた
テーブルには数枚のトランプがいくつかにまとまっている
ジタ「つーかヴィンセント弱すぎ!!出し惜しみしてちゃ勝てねぇよ」
ヴィン「ふん、次こそは勝つ」
ジタ「そうはいかねーよ……ってティーダ?」
ティダ「……なんか聞こえる」
カサカサカサ―――
ヴィン「…まさか」
ジタ「ゴキブリ!?」
ティダ「…かもしれない」
三人は息を飲み、一拍置いた後静かに音のする方を探した
ティダ「…ここからだな」
ティーダはデスクの下のイスを見る
ジタ「ヴィンセント、そこの雑誌取って」
ジタンはヴィンセントから雑誌を受け取ると静かにイスに手をかけた
そして数秒後、意を決してイスを引いた!!
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