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□昆虫大戦争
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ジタ「な、な、な、何だよあれ!?虫達の逆襲!!?」
ティダ「俺が知るかっての!!どうする!?」
ガチャッ!!
レノ「やかましいぞ、と!!」
クラ「夜中になんだ!!」
セフ「私の眠りを妨げるな」
アロ「隕石か?」
アク「お前は黙ってろ」
サイ「つーか部屋に戻ってろ」
部屋のドアが次々に開かれて、それぞれ愚痴を言う
ジタ「みんな大変だ!!蛾が…人間達がムカデと飛んできてゴキブリと窓割れたから……えらいことになった!!」
サイ「お前もえらいことになってるぞ」
ティダ「悠長なこと言ってる場合じゃねぇって!!とにかく……!!」
ティーダは一番奥、大体ザックスのいる辺りから大量の蛾が向かって来ていることに気づく
ティダ「ザックスー!!逃げるッスー!!早くしないと虫達の逆襲の餌食にーー!!」
ザク「はっ?なに逆襲?
…ってうわっ!!?」
ザックスは大量の蛾に襲われ、なんとか払いのけようとする
しかし蛾達はしつこくザックスに纏わり付く
ザク「うわァァァ!!何だ何だ何だ!!?」
クラ「ザックス!!大丈夫か!?」
セフ「任せろ」
セフィロスは正宗を抜いてザックスに纏わり付く蛾に向ける
ザク「Σっておいィィ!!殺す気か!!?」
セフ「大丈夫だ、蛾を斬るから」
ザク「無理だって!!やめろー!!!」
セフィロスが正宗を構えたその時―――
ベア「夜中に廊下出るんじゃありません!!!」
ドゴン!!!
ザク&セフ
「ぐはァァァ!!?」
まさに斬ろうとした瞬間、セフィロスの後方から白い衝撃波が走り、二人はぶっ飛び、ついでに蛾も消滅した
寮母のベアトリクスは剣をしまい、こちらに来る
ベア「まったく…夜中に騒ぐと他の人の迷惑ですよ、それに武器も禁止のはずです」
クラ「いや、あんたも出してんじゃ…」
ベア「なんですか?」
クラ「(Σビクッ)…いえ何も…」
ここは口答えするべきじゃないと本能的に察したクラウドは何も言えなくなった
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