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□クロ高怪談物語
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恐怖…それはあなたの気づかぬところで、ひっそりと近づいているかもしれない

もしかしたら…ほら、あなたのすぐ近くに……





チャララッチャ〜♪



未成年の飲酒、喫煙ダメ!!

軽快な音楽と共にテレビにそんな文字が出てきた



クラ「…どんなCMだよ」



レノ「飲酒とか年々増えてるらしいからな、と

脅しに来やがった」



ザク「つーか飲酒と関係ねぇよな、これ」



ドリンク片手にテレビの前に座るザックスとレノ

クラウドはテーブルで宿題をやりながら見ている、するとクラウドはふと「あっ」と声を漏らした



クラ「しまった…数学の宿題忘れてきた」



ザク「宿題?あ〜、あったなそういえば」



レノ「あれ、やらないとまずいと思うぞ、と

忘れてきたらキスティス先生ビーム出してくるから」



そう、数学担当のキスティス先生は忘れ物を許さない

以前セフィロスがノート忘れた時、メイザーアイを食らっていた



クラ「…取りに行ってくる」



ザク「マジ!?もう夜だぜ!?」



クラ「だってあれ食らいたくないし、ちょっと行ってくる!!」



クラウドはそういうと、窓から外に出て学校に向かった














クラ「…はぁ」



クラウドは学校前に来てしまった

夜の学校というのは何故こんなに怖いものなのか……

不気味にだし、風がビュウビュウ吹いてて木がざわめいているし…



クラ「…い、行くか」



クラウドは決心して門に手をかけ上ろうとした、その時―――



「おい」



クラ「Σ!!?」



背後から突然声をかけられて肩を跳ねさせ、門から手を離した

やばい見つかった!!とか思って振り返ると、そこにいたのは…



クラ「ってスコール!!ビビらせるなよ」



スコ「知るか、お前が勝手にビビったのだろう、このチキンが」



クラ「何をー!!!」



ジタ「…ん?お前ら……」



クラウドとスコールが言い合いをしているところに、ジタンとヴィンセントがやって来た



ジタ「なんだ、お前らも忘れ物か?」



クラ「あぁ、教室に数学の宿題が…」



スコ「俺は音楽室に分度器を」



ジタ「Σそれ今必要か!?



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