U∞

□夏風邪
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ユウ「はぁ…」



ユウナはベッドに仰向けになりながら一つため息を吐く

暇だなぁ…



ぼんやり天井を見つめながらため息を吐く
すると、廊下の方から忙しない足音が聞こえてきた



コンコンッ!!



ユウ「はーい…?」



ユウナはゆっくりと起き上がり、少しフラつきながらドアを開けた



ティダ「ユウナ!!大丈夫ッスか!?」



ユウ「えっ…ティーダ!?学校は?」



ティダ「抜けてきた、入っていい?」



何故か得意げにそう言うティーダにユウナは少し困ったような顔をする



ユウ「…ダメ、移しちゃうから…学校行って」



ティダ「えぇーマジメッスね〜」



ユウ「だってサボったらギャル男って言われるよ」



ティダ「(Σギャル男…泣)……わかったッス」



ティーダはちょっとへこみながらドアを閉め、学校に向かったのだった














ジタ「あれ?お前いつの間にいた?」



一時間目、二時間目が終わった休み時間中、ジタンが机に突っ伏しているティーダに質問する



スコ「一時間目始まって20分くらいで来た」



ジタ「あ〜俺寝てたその時間

つーかこいつどうしたんだよ、なんか負のオーラが蔓延してんだけど」



スコ「さぁな、来た時からずっとこの調子だ」



ジタンはティーダから放たれている暗いオーラから1mくらい離れて机に座る



ティダ「…ユウナに…ギャル男って言われた…」



スコ「いつものことだろう



ティダ「しかも…部屋に入れてくれなかった…」



ジタ「えぇ!!せっかく部屋まで行ったのに!!?」



スコ「嫌われたんじゃないか」



そう言われてビクッと肩が跳ねるティーダ
ジタンは余計な事を言うな、とスコールの頭を軽く殴った



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