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□ぼくの夏休み
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クラウドはファミコンを持って廊下を歩く


クラ「まったく…早く宿題しないといけないのに…」



ティ「あら?クラウドじゃない」



背後からティファに声をかけられて、クラウドは振り返った



ティ「どうしたの?ファミコンなんか持って…

売ったってたいしたお金にならないわよ」



クラ「俺のじゃない、ヴィンセントのだ
今届けに行くところで…」



ティ「ふーん…まぁいいわ
ついでにアイス買ってきてくれない?」



クラ「全然ついでじゃないだろ、ヴィンセントの部屋すぐそこだぞ!!」



ティ「だって暑いんだもん、ハーゲンダッツくらいパッと買ってきてよ

お金払うから、5円」



クラ「Σほとんど奢らせる気かよ!!!

5円でハーゲンダッツ買えないだろ!!」



ティ「あ、イチゴ味にしてよ」



クラ「いや、だから…」



ズゴッ!!



ティファはクラウドの右頬スレスレで拳で壁を殴り、ニッコリ笑う



ティ「イチゴ味ね、それ以外にしたらファイナルヘヴンだから」



クラ「…はい」














ヴィンセントの部屋にファミコンを置き、クラウドは近くのスーパーでハーゲンダッツを購入した

ちなみにヴィンセントは部屋の中できゅうりの千切りに使う紙でダンボールか厚紙かで悩んでいたが、どうでもいいのでツッコミは入れなかった



クラ「まったく…人使いが荒い……ん?」



クラウドは前方から走ってくる銀髪3人を見た、というかカダージュ達だ

明らかに厄介事を抱えてきた顔だ



カダ「兄さんかくm「断る!!



逃げる前にやってきてしまい、クラウドはカダージュの頼みをばっさり断った



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