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□酒と温泉は旅館の華
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ジタ「いってぇ〜あともうちょいだったのに…何すんだよお前ら!!」



サイ「やかましい、てめ他ジャンルにまで来てのぞきとかどういう了見だコラ」



ジタ「の、のぞきじゃねーよ!!ダガーが銭湯初めてっつーから不審者いないか見張ってたんだよ!!いやマジ、うんほんとに!!」



ゼル「現時点での不審者はお前だけどな



と、ゼルの冷たいツッコミの後、女湯側の壁の上に人影が見えた



フラ「死ねジタン!!!(シュッ)」



ジタ「Σごはァァァァ!!?



なんと、女湯からタオルを巻いたフライヤが壁の上までジャンプして洗面器をジタンの顔面にクリーンヒットさせた



フラ「私の目の前で女子の裸を覗こうなど百年早いわクソ猿が」



唾でも吐きそうな勢いで、そんな台詞が壁越しに放たれているが、当のジタンは完全に気を失っているため聞こえてないだろう



スコ「大変だサイファー!!」



サイ「あぁ?今度は何だ」



スコ「湯舟に…湯舟にイソギンチャクが……!!」



サイ「んなもんあるわけ……って何ぃ!?」



サイファーは呆れ顔から一変、湯舟に揺らめく赤い物体に驚いた



サイ「た、確かにイソギンチャクだな…」



スコ「あぁ、海からここの蛇口を通って迷い込んで来たのだろう」



サイ「いや、それは無理だろ

というかイソギンチャクって、お湯ん中だと死ぬんじゃねぇか?」



スコ「はっ、確かに…よし急いで救い出そう」



サイ「とりあえず、明日海に返すか」



サラ「誰がイソギンチャクだァァァァァァァ!!!



スコ&サイ
「「Σごふっ!!?」」



なんと、湯舟にいたのはイソギンチャクではなく潜っていたサラマンダーだった

サラマンダーはザバッと湯舟から顔を出した瞬間、スコールとサイファーを湯舟に叩きつけた



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