T∞

□英雄の証し
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ダダダダダン





「くっ……」



流石にきちーな





斬りかかるにつれ表情は険しくなってくる





《シスネよ》 《オイルぬろうか?》





なんだ?昔を思い出すなんて





《よろしく、タークスのツォンだ》
《アンジールからなにか……》 《これ任務なの!!》





《ザックス、後でね》




シスネ……冷たい態度で俺に接して来たけど本当は優しい良い奴だった

名前、まだ教えてくれてないな…





《使うと汚れる……》
《俺も、田舎の出なんだ》
《準備が整い次第すぐに出発だ》 《知らないくせに》
《剣よりも……》 《俺もソルジャーだったらな……》





《よろしく、後でな》





クラウド……いっつも独りでいたよな
本当は寂しかったんだろ?


でも心配いらねーよ





俺が一生トモダチでいるからな―――





「!!?」




ドゴオオォン!!!





「っつ〜……」




まずった…ミサイル食らっちまった……





《もしも〜し》





タタタタン!! タタタタン!!

キュンキュン!!

ドドドドド!! ドドドドド!!
















くそ……目がかすむ





「ゼェー……ゼェー……」





剣が重い……全身が痛ぇ……

でも………





「俺は……死ぬ訳にはいかないんだよ!!!」





ザンッ!!




ガッ!!!





ダァン!!





「ぐっ……」




ダダダダ!!




体が……動かねぇ………




ダダダダダダダダダ!!!


ダン!




「ぐああぁぁっ!!」



ドサッ!!



やべぇ……やられる…!!




ガチャッ



くそ…くそっ!!……



ズガァン!!!





《もしも〜し》



エア……リス………



《なにそれ?バッカみ……》 《この空なら、怖くない……》

《また、会えるよ………》
《会えるよね……》
《会えるよね?》



ゴメン………





《待ってる》



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