藍色の唄

□2†朝陽を浴びて
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カーテンの隙間から朝陽がもれて、目にかかる。

それと同時に




ジリリリリリ




なんて鳴るものだから、気分はさらに不快に




『んー……』




…そういえば、今日から学校だったわ……。

めんどくさ…



でも、行かないとねぇ
さすがに転校初日からサボリわねぇ




『う゛ー…』




もぞもぞ



ゆっくりとベッドから這い出る。




『ふぁ…。…さて、支度でもしましょうか…』




そこからあっという間にご飯やら支度やらし終わって、制服に着替える


制服なんて初めて着るわ……。




『何かちょっとコスプレな気分…』




くるん と鏡の前で1回回ってみる



我ながらよく似合ってるじゃない(^-^)
今度9代目に写真送りましょvV




『靴下どうしよう…』




私の手には紺と白のハイソ。



私はそれを両方とも投げ捨て、いつものニーハイを履いた。



うん、バッチリ!
やっぱり私にはニーハイよね




『 ! そろそろ行かないと 』




一応、転校生なんだから少し早めに行かないとね。説明とかもあるだろうし



パタパタ



ガチャ.




『いってきます』




誰もいない自分の家にそう言った。

あ、私今、3LDKのマンションに1人暮らし中なの。無駄な広さってこの事を言うのね
















そんなこんなで並盛中。

どうしよう…。とりあえず校舎内に入ったわいいけど迷った…。

もう!どうしてこういう時に限って周りに誰もいないのよっ!




『遅刻扱いになるのかしら……』


「何してるの」



後ろから声をかけられた






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