藍色の唄
□4†意外な繋がり
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太陽がサンサンと輝き、痛いほどの紫外線を放出している。
こんな日は涼しい我が家でのんびり……
って思ってたのに。
『何でこういう日に限って、呼びつけるのよ…』
私は今、沢田家に向かっている。
理由は簡単。
リボーンに呼び出されたから。
うぅ、日差しがキツい…
とりあえず、リボーンには一言文句を言わせてもらおう。
『日焼け止め塗ってきて良かった…。』
「アリアさん!」
『! 隼人』
日焼け止めを塗った腕をさすりながら歩いていると、ちょうど十字路に差し掛かったところで、左側からきた隼人に声をかけられた。
手にはスイカが。
「どうしたんすか?こんなところで」
『ん、ちょっとね。リボーンに呼び出されて、ツナの家に』
「そうなんすか!奇遇ッスね!オレも今からコイツ持って10代目のお宅に伺おうと思ってたんすよ!」
『(大きなスイカ…)じゃあ、一緒に行きましょう?どうせ、目的地は同じなんだし』
「ハイ//!ぜひご一緒させて下さい!」
頬を赤らめて、嬉しそうに笑う。
あー、何か隼人に耳と尻尾が見える……。
まさに、犬って感じよね。
『じゃ、行きましょうか』
ぎゅっと隼人の腕にしがみついて歩き出す。
…けど、何っか、隼人がよたよたしてるような?
『どうしたの?』
「あの、そのアリアさん…、う、でが///」
ああ、これね。
いつもの引っ付き癖。
『ごめんね、暑かった?』
パッと離れる。
もちろん、隼人が暑くて嫌がってる だなんて思わないけど。
「いや、あっ、違っ」
面白いぐらいに慌てるわね(笑)
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