連鎖反応

□izum〜反比例1〜
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=izum=

反比例1




麗らかな春の日。下忍での初めての任務に、お使いを請けて滝の里へ向かう二人。

一人は必死で、一人は余裕で、樹木の群がり茂る、道なき道を急ぐ。

先を行くのは、金髪を揺らして体全体で走る少年。彼は怒っていた。



「おい、ナルトっ。急ぎ過ぎるな!もたないぜ!」


ツーマンセル、だが隊は隊。協力が必要な下忍の任務にナルトはスタンドプレー、
サスケを気にもせず先を走る。

サスケの注意にも黙ったまま答えず走る。サスケは不機嫌に目を細めて背中を睨む。


知らねぇーぞ。後の展開が見える様で心配になるが、如何せん臍を曲げた仔狐、言う事を聞かない。


段々と辺りに、すがすがしい空気が立ち込め始める。

「もうすぐ滝の里の領土だ。」


「‥‥‥。」



チッ、完全に無視してやがる。こっちが折れといてやってんのに。


無視などされた事も無いサスケには案外ショックなナルトの行為。


ドドドドドドッ!
ドドドドドドッ!




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