ネギま小説(裏)
□私の気持ち…
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あ「はぁ…」
あやかは神社の人目に付かない場所の木によりかかり1人ため息をついていた。
あ「…胸がもやもやしますわ…
…明日菜さん…本当に鈍いんですから…」
あやかはため息を連続していると
明「ちょっと…どうしたの?」
と横からため息の原因の主が話しかけてきた。
あ「あ…明日菜さん…
……いえ…何でもありませんわ…」
あやかは顔を逸らし答える。
明「嘘おっしゃい!
…もしかして…まださっきのこと怒ってるの…?本当に悪かったって!
ネギと一緒に行けないのは残念だろうけど…でも…」
あ「明日菜さん!
なんで…なんで…」
あやかは目一杯に涙を溜め明日菜の発言を制した。
明「ちょっ…いいんち…」
あ「私は……ネギ先生より…あなたと一緒に…イギリスに行きたかったですのに……どうしてその事に…気づかないんですか…」
あやかは涙をこぼしながら明日菜に訴えかける。
明「いいんちょ…
……ゴメンね…」
明日菜はあやかの気持ちを察したのかあやかを抱き締める。
あ「グズッ…ヒック…明日菜さん…」
あやかは泣きながらも明日菜を抱き締め返す。
明日菜はそんなあやかを抱き締めながら頭を優しく撫でる。