広い空

□過去
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AKUMAになった愛する人は僕に襲い掛かってきた



かまわなかった



僕の行った罪は消えない



死んでも仕方がない




覚悟したはずなのに




目の前に広がった赤は僕のものではなかった




目の前のAKUMAは真っ二つに裂けた



気が付くと僕の左腕が鍵爪のような形をしていた



なにが起こったのかわからない




僕の左腕は僕の意思を無視してAKUMAに襲い掛かる



そして僕は愛した人を殺したのだ




その人は最後にこう呟いた







「お前を愛していたぞ」







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