Treasure

□フリリク作品☆木魂様へ
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ここは上田城のある一室、その中で2人の男が向かい合っていた
少しの沈黙の後、一人の男ー真田幸村が口を開いた


「して、何用で某の所へ参ったのでござるか?毛利殿」

問いかけられたもう一人の男ー毛利元就が言った
「何、少し暇であってな。貴様も退屈であろう、我から提案があるので付き合え。団子30本でどうだ」

「乗った」

「…従順な駒は嫌いではないぞ」

団子でスピーディーに進むとは思ってなかった何てことはないんだからねっ!

「んで、どんな提案なのでござるか?」

「手始めに猿飛とそれから伊達と長曾我部とどうでもいいけど前田の風来坊をイジり…もとい遊びにいくのだ」

「本音は?」

「イジりにいくのだ」

「うむ、成る程!では早速佐助からやるでござる!!」

「ちょっと待ったー!!何で俺様最初なのさ!?つか毛利の旦那、俺様の主に変なこと言わないでくれる?」

勢いよく飛び出してきたのは、幸村の従者である猿飛佐助であった

「自らイジられに来るとはいい度胸ではないか。更に盗み聞きとはな」

「盗み聞きはよくないぞ佐助!」

「え?ちょ、ちが」

「いーけないんだー、いけないんだー♪」

「お館様にいっちゃーお

「ちょ、待って!マジでm」

「うお館さぶあぁぁぁ!!佐助g」

「止めてマジで近所迷惑になるから!」

「フッ、オカンが…いや、ママの方がいいか?」
「ママー!」

「盗み聞きしてすいませんもうしません許してください」

「…飽いたわ、次いくぞ」

「おー!」

「…ぐすっ」
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