Basara
□学園BASARA@
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004(政宗と)
「おい」
昼休み、奴等の元に足を向けた。本当はすぐさま足を向けたかったが、奴等に興味を持ったクラスメートの中を突っ切ってまで行きたくはなかった
無駄に急ぐのはcoolじゃねぇからな
「……あ、さっきの!!」
真田ではなく猿飛の方が反応した
さっきって…いつ会ったんだ?
「……何用で?………まさか、転入生イジリでもやるの?」
「Ha!まさか同じclassになるとはな。It might be an edge of something.(何かの縁だな)」
猿飛を無視し、真田を見る
「There's a talk(話がある)真田幸村」
当の本人は………こちらを見ながらも、飯を食っている
「………Do you hear it?」
「……んくっ!…すっ、すまぬ!食べ物を飲み込んでから話すのが我が家のならわしだった故…。お待たせした事、申し訳無い!」
「………Introduseから気にはなってたが、何だその話し方は」
「いんとろ…?…この話し方は父上の影響でござる」
「そー。実際『時代劇こそ命!!』とか『武士道オォォォ!!』とか『気合いじゃ気合いィィ!!』とか色々と叫んでいらっしゃった位だし」
高校二年でintroduseに疑問をもつなよ、ってかどんなfatherだよ、ってかlast関係無くね?とか思いつつもそこはcoolに置いておいて
「…I've got it.(分かった)…それよりも屋上で食おうぜ。Talkがしたい」
誰かに興味を持ったのは久しぶりで
だからこそ、俺の予感が当たればいい
「よいでござるよ」
こいつは、つわものだと
(政宗と幸村と佐助)
09.06.07