藍-aihi-緋

□序幕
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ジャラ、ジャララ……






沢田綱吉達と黒曜の戦いも終わり、篝、骸、犬、千種の四人は復讐者達に“鉄壁”といわれる牢獄へ連行された。




連行された直後、牢獄内では篝と骸を一緒にしているのは危ない、という話が出た。





そしてその結果……














篝を異界送りに処するということになった。







骸「止めて下さい!何故篝なんです!?僕でもいいでしょう!?」




犬「骸しゃん…。」


千「骸様…。」




今までになく大きな声で叫ぶ骸の姿に犬も千種も苦虫を噛んだような顔をする。






骸「篝っ…篝だけはッ!」





そんな骸の叫びも虚しく篝の下にある魔方陣は光りだした。







『骸…犬…千種……。ばぃばぃ。 』





骸「っ、篝!!」






篝が最後に耳にしたのは牢獄中に響きわたる程の骸のはち切れんばかりの声だった。





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