壬生狼
□第二幕
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神「おいひかり、そこの門番の身体検査を受けろ。」
『僕に指図しないでくれるかい?』
無事、教団へ辿り着いた二人。
神田は既に教団のエクソシストだったので大丈夫だったがひかりは初めてなので門番の身体検査を受けることになった。
門「レントゲン検査!AKUMAか人間か判別!」
門番はピコッという音と共に検査を開始した。
──…ピンポーン!
門「セーフゥウッ!こいつ人間!……開も──。」
人間だと判別したので門を開けようと門番が“開門”と言おうとした時。門番の目の前に銀色の光が一閃した。
その一閃はひかりが起したものだった。
門「………ぇ。」
『僕が人間…?君、何当たり前のことを言っているんだい?』
“咬み殺すよ?”とひかりは小太刀を構え直す。
門「ヒィッ!」
神「チッ、ひかり、いちいち騒いでんじゃねぇよ。」
神田は暴れ出そうとするひかりを無理に引っ張り、コムイが待つ室長室へと向かった。
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