♪小説♪

□I fall in the indecent melody
1ページ/1ページ

「ん・・・ぅ・・・ぁ・・・ッ・・・はッ・・ん」


乱れていくベッドシーツなんて気にせず絶頂へと登りつめて行く。
掻き乱れていくその中からはとろりとろり愛液が・・・。
太さの足りない自分の指を3本まで増やしてぐちゃぐちゃにしてく。
その動きを愛しいあの人のものだと思い込んで。
目を瞑れば私はあの人と一つになっていて・・・。
そう思い浮かべるだけで快感が襲ってくる。


「はぁんッ・・・んッ・・・ぅ・・ぁッ・・・ぁ・・」


抜いた指にはべっとりと付着した蜜が。
一度軽く果てたためか虚ろな瞳で、それでいて恍惚の表情を浮かべながらその指に舌を這わせる。
もう片方の手を秘部へ誘って、また同じことの繰り返し。
指を口に入れたままその隙間から喘ぎ声が漏れていく・・・。


「あっ・・んッ・・・はぁ・・・ぁん・・ぁっ・・・」


もっと刺激が欲しくて、口内を犯していた指を肌蹴た胸元に移動させた。
突起を捏ね上げ、弄る。
口が解放されたことにより控えめだった声は強さを増して出て行く。


「ぁんッ・・・!ぁ、ぁ、ああんッ・・・!はぁ・・・ぅ・んッ・・・ぁっ!」


自分ひとりの暖かさしか感じないが、二つ分の温もりを想像して激しく指を動かした。


「ぁ、いっちゃ・・・う・・・んッ・・!・・・ぁぁンッ・・・はぁ、ぁんっ」


あと少しで二度目の小さな波に溺れそうになったのを、音もなく入ってきた人物のせいで途中停止した。


「ウ、ルキオラ・・・さん・・・?」

「・・・。」


ぼーっとしている思考回路が徐々にこの状況を把握していく。
それと同時にこんな姿を見られたことが恥ずかしくなり急いで体を隠した。


「はっ、入るなら、ノックくらいしてください//」

「お前は・・・いつもそうやってしているのか?」


見事にこちらの要求を無視して言いたいことを言ってくるウルキオラ。
扉の近くにいたはずなのに一瞬で自分の傍まで近寄られ、反射的に距離をとろうとしたが覆いかぶさるようにして馬乗り状態。


「答えろ・・。いつもそうやってあの男を思い浮かべてしているのか?」

「・・・。」


無言を肯定の意味として受け取ったウルキオラは無性に腹が立ち、織姫の身についていた布を剥ぎ取っていく。


「いやッ!や、めて・・・。」

「こうやって、あの男に触られたいんだろ?」

「ぁっ・・!だ、めぇ・・・ぁんッ」


二つの大きな膨らみを手の中で堪能しながら蕾を吸い上げる。
その音が嫌でも耳に届く。


「い、やぁ・・・、こんなの・・・だめだよ・・・。」

「黙れ。」


涙が零れていく・・・。
悲しいのか、そうでないのか。
気持ちいいのか、不快なのか。
今自分は何を思って感じているのかすらわからない。


「あ・・ぁぁッ・・・ん!ぁんっ!ぁんッ・・・ぁぁ!」


十分に濡れて受け入れる準備が整っていたそこにウルキオラが侵入してくる。
咥え込んだモノを離すまいとするようにきつく締めてきた。
ゆっくりと繋がったところを動かして、快楽を得ようと腰を振る。


「あんっ・・・ぁぁんッ・・・はぁ、ぁ・・・ぁん・・・!・・あ・ぁ・・ぁぁん・・!」

「貴様が悪いんだ・・・。あの男を忘れられずにいるとはな・・・。」

「・・え?」


それを境に深く、強く打ち付けてくるウルキオラ。
律動は早くなり、二人は性欲を満たすだけの獣のように求めあった。


「ぁぁんッ、も、ぁぁ!・・・あ、あんッ・・!」

「・・・ッ!」


行為の終わりを告げるかのように織姫の嬌声が激しくなる。
果てた織姫を見下ろすとウルキオラは自身を引き抜き外に白濁液を出した。
目の端に涙を溜めたままの織姫をそっと抱きしめ、謝罪するかのようにその涙を指先で拭った。


「あのっ・・・私・・・たぶんウルキオラさんが想像してるような人を想像したわけでは・・・ないと・・・思う。」

「別に誰でもいいさ。」

「・・ウルキオラさんです!」

「・・!?」

「恥ずかしくて・・・さっきは言えなかったけど・・・勘違いしてるみたいだったから・・・。」

「俺はバカだな・・・。」

「怖かったです、少し・・・。でも、私はウルキオラさんが好き・・・。」


言ってしまった自分の気持ち。
許されるはずのない恋かもしれないけど偽ることはできない。
交わり合ってはいけないと思っていた。
それでも、繋がった・・・。


「たぶん・・・俺もお前と同じだ・・・。」


その言葉が聞けただけでまた泣いちゃうなんて、私はどこまで弱いのだろう。
この人の隣を一緒に歩けるくらいに強くなりたい。
今はまだ無理でも・・・。
これから・・・。






■END■





アトガキモドキ
実はこれ、テスト中に思い浮かんだネタ。
どうしても「示威」という漢字が書けなくて「自慰」と書いてしまいました。
それでこんな裏になったわけですが・・・。
ウル→織姫→一護に見せかけといてウル→←織姫、最終的にウル織ですね。
しかし相変わらずの駄作orz


[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ