トリップ輪廻シリーズ
□ふた巡り
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前回、NARUTOの世界で目が覚めて
天寿をまっとうするぞと意気込んだ
はずなのに……
あっさり生を終えたらしい私は、
ふたたび不思議な体験をした。
やばいなー
今度は外国っぽいぞ……
―――――目が覚めたら
HarryPotterの世界だった―――――
目の前にはサンタさん！
嘘です。
ただの白い髭の長いお爺さんです。
そしてここは戦場らしい。
右に左に色とりどりな閃光がたくさん
飛び交ってるが、私赤ん坊だよ？
これ、どうすればいいのさ…
為す術がないのでとりあえずチャクラを
練れるか軽くチェック。
そしたらうまくできました。らっきー！
……いや「らっきー！」とか言ってる
場合じゃないよね！？
私、もしかして天涯孤独！？
最悪の場合このまま命落とすよね！？
「大丈夫じゃ。心配せずともすぐ終わる」
サンタさん。それ、信じられません…
なんて疑いながら見つめてたら、
どぉーんと大きな音がして光が消えた。
「さて、帰るかのぉ」
何故かサンタさんに抱き抱えられ、気がついたら
森の中に。
な、なんなんだこれは。おぇぇー…
気づいた時には寝こけていた私ですが、
サンタさんたちの話をまとめたところ…
1.両親はすでに他界
2.サンタさんは学校の校長
3.里親はすでに決まっている
4.しかし預けていいものか悩み中
5.ちなみに私にも魔力がある
なんかさ、3と4は何？
決まってるのはいいけどさ、悩むって？
え、危ないとこに預けられるとか？
『おぎゃあぁぁー！
(そんなのお断りだー！)』
「おお、よしよし。元気で何よりじゃ」
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