Second Makings
□門・美鈴の生活
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「〜っ、
今日も良く晴れてるな〜」
紅魔館の門番をしている私、紅美鈴(ほんめいりん)は大きく背伸びをしながら言った。
「しかし、こうもポカポカ暖かいと、ねむくなってくるなぁ〜」
そして大あくび。
「そう。でも、居眠り門番に払えるお給料は、紅魔館にはないわよ?」
「え!?咲夜さん!?」
私が振り替えると、完璧という言葉が良く似合う、紅魔館のメイド長、十六夜咲夜さんが立っていた。
「あっ、いや、勿論jokeですよ!?ジョーク!!」
「そうであってほしいわね…
起きていても侵入者を防げないんだから、居眠りなんかしたらクビよ?」
ヒドい言われようだ…(泣)
まぁ事実だけど…
「これから私は、お嬢様をおつかいを申し付けられたから、出掛けるわ。
その間、ちゃんと仕事をしなさいね。」
「はい!任せて下さい!!」
「泥船に乗ったつもりでいるわ。なるべく早く戻るから。」
やっぱり扱いがヒドいなぁ…