弐
□除籍
1ページ/4ページ
そして、数年後...。
『どういう...事ですか...』
ただならぬ空気が部屋を支配する
ここは一番隊
「何度も言っているであろう
露雪満月四席
零番隊へ移籍することを命ずる
これは四十六室からの命令だ」
『零番隊
王属特務......隊長ですか?!』
零番隊は一部の人間しか知らない
昔100年以上も前に十二番隊からひとり送られた
それから今度は私だ
「そうじゃ
異議は聞かぬ
この事は隊長格以外には
他言無用じゃ」
なんだ...この嫌な感じ...
『...分かりました
十一番隊には』
「更木隊長には
儂から伝えておこう」
『ありがとうございます』
こんな違和感の中
承諾をしてしまった
せざる得なかった
☆