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□奈落
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ヨキを先頭に、地下を進む一行



「まるで迷路だな」



「はぐれないよう気をつけろよ」




ザンバノとジェルソが心配して声を掛ける




「はい」



「ふわつ!
わわわっ!!わっ!」




ドテンッ!!



ウィンリィが何かに躓いて転んでしまった




「痛〜っ」



「大丈夫かい?」



「すみません...」



メイがウィンリィが躓いたと思われる




箱の中を覗くと、その中には大量に何かが入っていた




メイは手に持ってみてみる




「これは...」




「ダッ...ダイナマイト...!」



「うそっ!」



「きゃぁ―――!!!」



メイは慌てて手にもっている爆弾を離した




ヨキは平然と、中をあさって爆弾を観察




「ん?
あーあ...こりゃ完全に湿気てるな
安心しな爆発はしねぇよ」




「「「はぁ〜」」」




マルコーとメイとウィンリィは安堵のため息をついた




「おい!グズグズするな
いつ追ってが来るかわからんのだぞ」




「あ...あぁ」




そして一行は足を進めた






――――――――





その頃、エドとルルはまだ建物の中だった




「吹雪は去ったようだな
準備しろ」




「「アイサー」」




「キンブリーと
セントラルから来たその部下たち
計三名、隙を見てしとめろ」




「「アイサー」」




先ほどよりは少し小さな声で2人は返事をする










〜第41話 奈落〜































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